第36回日本炎症・再生医学会 プログラム・日程表
会員の皆様へは、プログラム予稿集を6月下旬に発送しました。非会員の方には、学会当日参加受付時に無料で1冊お渡しいたします。なお、非会員で事前入手を希望の方は、事務局(36jsir@mediproduce.jp)まで必要部数と送付先をご連絡ください。1冊3,000 円(送料別・宅配便着払い)で販売しております。
なお、7月13日以降にお申し込みの場合は、学会開催日前に抄録が到着しない可能性もあります。ご了承いただいた上ででお申し込みください。
日程表(日本語)   プログラム
Program at a Glance   会場案内図
特別講演
1.「iPS細胞技術と遺伝子改変霊長類を用いた再生医学とヒト疾患研究」
岡野 栄之(慶應義塾大学医学部生理学教室)
座長: 田賀 哲也(東京医科歯科大学難治疾患研究所幹細胞制御分野)
2.「Metabolic Networks in the Aging Eye」
Rajendra S. Apte (Washington University School of Medicine in St. Louis)
座長: 坪田 一男 (慶應義塾大学医学部眼科学教室)
メインシンポジウム
1.  老化と炎症
“Aging and Inflammation”
座長: 小室 一成(東京大学大学院医学系研究科循環器内科)
秋下 雅弘(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
「細胞老化を介したがん制御」
井垣 達吏( 京都大学大学院生命科学研究科)
「血管老化のバイオマーカーとバイオメーカー:プロテアーゼ」
成  憲武( 名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学)
「心不全における心血管老化の意義」
清水 逸平( 新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科学)
「レニン・アンジオテンシン系を機軸とした骨・血管老化関連疾患」
中神 啓徳( 大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学連合
小児発達学研究科健康発達医学寄附講座)
「老化におけるRASとWntの役割」
赤澤  宏( 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学)
「サルコペニア発症における炎症の役割とその制御」
小川 純人( 東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
2.  ステムセルエイジングを抑制できるか
“Can Aging in Stem Cells be Suppressed?”
座長: 坪田 一男(慶應義塾大学医学部眼科学教室)
近藤  亨(北海道大学遺伝子病制御研究所病因研究部門幹細胞生物学分野)
「組織幹細胞の活性化とエイジング」
西村 栄美( 東京医科歯科大学難治疾患研究所)
「テロメア非依存的な幹細胞機能維持機構」
増富 健吉( 国立がん研究センターがん幹細胞研究分野)
「細胞老化関連因子Ecrg4による神経幹細胞増殖制御機構」
近藤  亨( 北海道大学遺伝子病制御研究所幹細胞生物学分野)
「ストレス老化シグナルに拮抗するワールブルグ解糖系転写後制御」
近藤 祥司( 京都大学大学院医学研究科)
「非古典的Wntシグナルを介した間葉系幹細胞の細胞老化抑制」
松崎 有未( 島根大学医学部生命科学講座腫瘍生物学)
シンポジウム
1.  患者・創薬のための再生医療
“Regenerative Medicine for Patients and Drug Discovery”
座長: 田畑 泰彦(京都大学再生医科学研究所)
山下  潤(京都大学 iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門)
「細胞リプログラミング技術と軟骨疾患研究」
妻木 範行( 京都大学 iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門)
「心筋再生治療へ向けた多面的トライアル」
山下  潤( 京都大学 iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門)
「高機能なヒトiPS細胞由来分化誘導肝細胞の作製と創薬・再生医療への応用」
水口 裕之( 大阪大学大学院薬学研究科)
「組織工学を用いた再生治療と再生研究」
山本 雅哉( 京都大学再生医科学研究所生体材料学分野)
「組織工学を用いた形成外科領域の再生治療」
磯貝 典孝( 近畿大学医学部形成外科)
「組織工学を用いた聴覚再生医療」
中川 隆之( 京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
2.  宿主一共生体関係と疾患
“Host-Microbiome Interactions in Health and Disease”
座長: 天谷 雅行(慶應義塾大学医学部皮膚科)
本田 賢也(慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室)
「大腸癌におけるFoxP3+T細胞と腸内細菌」
西川 博嘉( 国立がん研究センター先端医療開発センター免疫TR分野)
「腸内細菌叢の癌と炎症における役割」
飯田 宗穂( 金沢大学医薬保健研究域医学系革新予防医科学)
「アトピー性皮膚炎における黄色ブドウ球菌の炎症惹起のメカニズム解析」
松岡 悠美( 千葉大学大学院医学研究院皮膚科学)
「腸内細菌と代謝疾患」
岩部 真人( 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科)
「常在細菌叢と概日リズム」
須田  亙( 慶應義塾大学医学部微生物学)
「ショウジョウバエの腸内細菌に対する免疫応答と寛容の分子機構」
柴田 俊生( 九州大学大学院理学研究院生物科学部門)
3.  炎症性疾患の治療戦略としての再生医療
“Regenerative Medicine as a Strategy Against Inflammatory Disease”
(共催:日本再生医療学会)
座長: 森田 育男(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子細胞機能学分野)
岡野 光夫(東京女子医科大学先端生命医科学研究所)
「上皮幹細胞を用いた腸疾患に対する再生医療」
渡辺  守( 東京医科歯科大学消化器病態学)
「間葉系幹細胞のExosomeによる再生医療の可能性」
落谷 孝広( 国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野)
「滑膜幹細胞による軟骨・半月板再生治療法の開発」
関矢 一郎( 東京医科歯科大学再生医療研究センター)
「炎症と組織構築の両面を制御した細胞シート食道再生治療」
金井 信雄( 東京女子医科大学先端生命医科学研究所)
4.  Vascular and Neuro-inflammation
座長: 石田  晋(北海道大学大学院医学研究科眼科学分野)
小沢 洋子(慶應義塾大学医学部眼科学教室)
「加齢性網膜病態とNeuroinflammation」
小沢 洋子( 慶應義塾大学医学部眼科学教室)
「糖尿病網膜症における血管炎症-受容体結合プロレニン系の関与-」
神田 敦宏( 北海道大学大学院医学研究科眼科学分野)
「生活習慣病と血管炎症」
遠藤 元誉、門松 毅、尾池 雄一
(熊本大学大学院生命科学研究部(医学系)分子遺伝学分野)  
「神経・免疫・代謝連携による心臓の適応応答と病態」
眞鍋 一郎( 東京大学大学院医学系研究科循環器内科)
「脊髄損傷後の微小環境の変化」
西村 空也( 慶應義塾大学整形外科学教室)
5.  自己免疫疾患の新規標的分子と治療戦略
“New Targets and New Strategy for the Treatment of Systemic Autoimmune Diseases”
座長: 三森 経世(京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学)
田中 良哉(産業医科大学医学部第1内科学講座)
「インターフェロンを標的とした治療」
竹内  勤( 慶應義塾大学医学部リウマチ内科)
「BAFF/APRILを標的とした治療」
中山田真吾( 産業医科大学医学部第1内科学講座)
「C5a受容体阻害薬~抗補体薬の新展開~」
堀内 孝彦( 九州大学病院別府病院免疫・血液・代謝内科)
「GM-CSFと自己免疫疾患:関節炎合併間質性肺炎モデルを中心に」
塩見  葵( 京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学)
「フラクタルカイン阻害による炎症免疫疾患治療の可能性」
今井 俊夫( 株式会社カン研究所)
6.  炎症は再生を抑制するか
“Inflammation and Regeneration in Cross-organs”
座長: 岡田 誠司(九州大学医学研究院先端医療医学)
緒方  徹(  国立障害者リハビリテーションセンター病院障害者健康増進・スポーツ科学支援センター/ 国立障害者リハビリテーションセンター研究所運動機能系障害研究部)
「脳梗塞後の炎症とその収束」
七田  崇( 慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室)
「脊髄損傷後の炎症と再生」
岡田 誠司( 九州大学医学研究院先端医療医学)
「肺の再生と炎症」
山田 充啓( 東北大学大学院医学系研究科呼吸器内科学分野)
「肝臓の炎症と再生」
宮島  篤( 東京大学分子生物細胞学研究所)
「表皮水疱症皮膚再生過程におけるHMGB1の役割」
玉井 克人( 大阪大学大学院医学系研究科再生誘導医学)
7.  炎症と血管新生
“Inflammation and Blood Vessel Formation”
座長: 髙倉 伸幸(大阪大学微生物病研究所情報伝達分野)
久保田義顕(慶應義塾大学医学部機能形態学研究室)
「癌抑制遺伝子Flcnの胎生期リンパ管新生における役割」
蓮見由紀子( 横浜市立大学大学院医学研究科眼科学教室)
「脂肪組織炎症における脂肪細胞新生と血管新生」
眞鍋 一郎( 東京大学大学院医学系研究科循環器内科)
「脳脊髄炎と血管新生を制御する因子」
山下 俊英( 大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学)
「脈管新生を制御する生理活性脂質の役割」
馬嶋 正隆( 北里大学大学院医療系研究科分子薬理)
「血管新生における組織マクロファージの役割」
久保田義顕( 慶應義塾大学医学部機能形態学研究室)
「血液細胞による血管新生の制御」
髙倉 伸幸( 大阪大学微生物病研究所情報伝達分野)
8.  配偶子の発生・再生・エイジング
“Mechanism and Reconstitution In Vitro/Ex Vivo of Germ Cell Development”
(共催:新学術領域「配偶子産生制御」)
座長: 斎藤 通紀(京都大学大学院医学研究科)
吉田 松生(基礎生物学研究所生殖細胞研究部門)
「マウス精子形成のしなやかさを支える幹細胞の集団ダイナミクス」
吉田 松生( 基礎生物学研究所生殖細胞研究部門)
「器官培養法によるin vivo精子形成の再現」
小川 毅彦( 横浜市立大学医学群分子生命医科学系列プロテオーム科学(生命医科学))
「in vitroにおける機能的卵母細胞の作出」
尾畑 やよい( 東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科)
「生殖細胞の発生機構の解明とその試験管内再構成」
斎藤 通紀( 京都大学大学院医学研究科)
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