頸部超音波ハンズオンセミナー
頭頸部超音波研究会企画 頸部超音波ハンズオンセミナー
開催日時
2022年 3月4日 (金) 9 : 00~11 : 00
会場
展示会場内ハンズオンセミナースペース
プログラム
研究会若手メンバーが講師およびインストラクターをつとめます。
各講師の講義後、実際に超音波診断装置に触れていただきながらハンズオンを行います。
司 会 | 藤本 保志(愛知医科大学)・古川まどか(神奈川県立がんセンター) |
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総 論 | 古川まどか(神奈川県立がんセンター) |
各 論 |
- 甲状腺
下出 祐造(金沢医科大学) - 唾液腺の超音波診断
古川まどか(神奈川県立がんセンター) - リンパ節・その他頸部腫瘤
齋藤 大輔(岩手医科大学) - 頭・喉頭・副鼻腔
福原 隆宏(鳥取大学) - 頭頸部がん診療における超音波の活用
寺田 星乃(愛知がんセンター)
実技インストラクター
橋本 香里(神奈川県立がんセンター)
吉田 真夏(神奈川県立がんセンター)
堂西 亮平(鳥取大学)
富岡 利文(国立がんセンター東病院)
司会の言葉
藤本 保志(愛知医科大学)
-まずはやってみましょうよ-
超音波検査を活用してますか?役に立つかと聞かれたら間違いなく“役に立つよ”と答えてくださると思いますが、ではどのように?検査室にオーダーして、レポート待ち? 検査室に出向いてご自身で?あるいは外来で?超音波が得意そうな同僚に任せるかたもいらっしゃるでしょう。低侵襲で、CTよりも細かいことがわかります。例えば転移なのか、ただ大きいだけなのか?超音波ならリンパ節の内部構造も血流もわかります。硬さや周囲組織との癒着もわかります。穿刺するなら的をしっかり見ながら針を刺すことができ、安全性を向上させます。頭頸部超音波研究会は超音波検査の魅力のとりこになった医師が集まって、その有効性を学び、その実証も積み重ねてきた集まりです。これまでも様々な学会で、あるいは各地の大学病院やがんセンターにおいてハンズオンを企画・実行してきました。今回は総論と唾液腺を古川まどか先生、甲状腺を下出祐造先生、リンパ節・その他の頸部腫瘤を齋藤大輔先生、咽喉頭・副鼻腔を福原隆宏先生、診療における超音波の活用法を寺田星乃先生と、エキスパート達による講義と実技講習を企画します。インストラクターも含めて10名が懇切丁寧に頭頸部診療における超音波の良さ、面白さを皆様にご案内いたします。どうぞ奮ってご参加ください。まずは気軽にやってみませんか?百聞不如一見,百見不如一考,百考不如一行.
古川まどか(神奈川県立がんセンター)
頭頸部超音波研究会では、頸部超音波診断標準化の一環としてハンズオンセミナーを行ってきましたが、コロナ禍により昨年1年は中断を余儀なくされました。今回、第31回日本頭頸部外科学会総会・学術集会において、感染対策を踏まえた新たなスタイルで再開できることとなり、猪原秀典会長には心より感謝申し上げます。頸部超音波の基本から頭頸部腫瘍・癌診療への応用まで、系統的に学習し手技を習得していただけるプログラム構成で、講師は全員が日本超音波医学会超音波専門医資格を有する頭頸部外科医です。実技では日々の臨床で超音波検査を使いこなしている選りすぐりのインストラクターが指導にあたります。頭頸部の超音波検査に興味のある方、使用してはいるが正しい手法を学びたい方、頭頸部癌診療に今以上に応用したいと思っている方にぜひご参加いただきたいと思っています。密を避けるため、実技は事前申し込みが必要(定員制)ですが、講義は自由に聴講できます。(新型コロナ感染症の動向に合わせてセミナースタイルは変更となる可能性があります)日々の診療に役立つ有意義なセミナーにしたいと思いますのでどうか参加よろしくお願いいたします。
参加費
無料 (本会にご参加の方のみ。学会ネームカードを必ずご着用ください)
セミナー申込み
ハンズオンセミナーの申し込みには、本大会の参加事前登録が必須となります。
参加事前登録をすると、IDが発行されます。ハンズオンセミナー申込時にご入力ください。
定員 (予定) | 16名
※定員に達し次第、締切となりますのでご了承ください。 |
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申込み締切 |