毎日のように使う電気メス、本当に理解して使っていますか？ 電気メスでヒヤッとしたことはありませんか？
電気メスに関連する医療事故が起こり死亡例も報告される中、エネルギーデバイスについて学ぶ機会は非常に限られています。
本講演ではFUSEプログラムを参考とし、電気メスの基礎から有害事象の起こるのメカニズムや安全性に関わる項目に関して、実機を用いたデモンストレーションを行い、ハンズオンを通じて電気メスへの理解を深めていただきます。

Fundamental Use of Surgical Energy（FUSE）とは、米国消化器内視鏡外科学会（SAGES）によって開発されたエネルギーデバイスの基礎から有害事象の起こるメカニズムまで充実した内容を学ぶことのできる唯一の公式プログラムです。(http://www.fuseprogram.org)

1テーブル(3～4名)につき、各1台の電気メス本体とモノポーラ・バイポーラデバイスを用意しており、実際に出力をしていただくなど、体験できるようになっています。各デバイスに関わる項目に関しては、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医にとって特に大切と考えられる部分をピックアップし、わかりやすく解説していきます。

また、3日 (木) 9:30～行われる教育セミナー7『エネルギーデバイス　～電気メスの基礎知識にもとづいたベストプラクティス～』を受講していただくと、より理解が深まりますので、可能な限りご参加くださいますようお願いいたします。研修医からベテラン耳鼻科医、頭頸部外科医まで、すべての先生に満足していただける目から鱗の内容が満載です。
明日から電気メスの使い方が変わります!